「数字に強い経営者」の『数字に強い』とは?
2026/05/01
「数字が苦手」で、止まってしまっていませんか?
経営者の方とお話ししていると、ふとした拍子にこんな言葉が出てくることがあります。
「私、昔から数字は苦手で、税理士さんに任せきりなんです」
笑いながらおっしゃる方もいれば、少し申し訳なさそうにおっしゃる方もいる。
でも、根っこにあるのは同じで、「数字とどう付き合えばいいかわからない」というモヤモヤなのだろうと感じています。
ちょっと、お聞きしたいのです。
そもそも、数字に強いとは、いったいどういうことなのでしょうか。
正直に言うと、私自身も会計を学び始めた頃は、計算が早かったり、決算書の科目をスラスラ言えたりすることが「数字に強い」ことなのだろうと、漠然と思っていました。
でも、いまはそう思っていません。
私の中で、数字に強い経営者の方には、二つの共通点があります。
一つは、数字を「読む」力です。売上や利益を、ただの結果としてではなく、自社の活動の現れとして読み取れるかどうか。粗利率がじわじわ落ちているなら、その背景には現場の何が起きているのか。固定費が膨らんでいるなら、それは将来の売上をつくる投資なのか、惰性で続いている支出なのか。数字は結果ではなく、ストーリーの断片なんですね。
もう一つは、数字をめぐって「対話」できる力。こちらは意外と見過ごされやすいのですが、私は読む力と同じくらい大事だと考えています。
社内の幹部と、数字を題材に語り合えること。顧問の税理士さんに「これ、どう思いますか」と聞けること。金融機関に対して、自社の数字を自分の言葉で説明できること。こうした「数字を介して人と話す力」こそが、経営判断の質を、じわじわ変えていくのだろうと思います。
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経営に必要なのは計算の速さではなく、「読む」と「語る」
数字に強いとは、計算が速いことではなく、「読む」と「語る」ができること。
そう捉え直してみると、数字が苦手だとおっしゃる方も、案外そんなに距離は遠くないのではないでしょうか。
読み方の入口を一つ知れば、景色は変わります。語る相手が一人増えれば、判断の軸が定まってきます。
もし、自社の数字をもう少し読み解いてみたい、誰かと数字を起点に会話する時間を持ってみたい、ということでしたら、BanSolでも「現状把握(業績振り返り)」というメニューで、過去数年の数字を一緒に読み解く場をご用意しています。
一方的に分析をお渡しするのではなく、経営者ご自身に語っていただきながら、横から問いを投げる。そういう時間です。
もちろん、誰と組むかはそれぞれです。社内の幹部と話す時間を増やすのもいい。顧問の税理士さんに、いつもより一歩踏み込んだ質問をしてみるのもいい。
数字に強くなるとは、結局のところ、数字と対話できる関係を、自分の周りに少しずつ育てていくことなのかもしれません。
この度はブログを読んで頂きありがとうございました。
経営に”財務の目線”を
中小企業のチェンジメーカー 谷口純一
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