公認会計士と税理士の違い、結局誰に頼む?|京都・BanSol
2026/06/06
「そろそろ、外部の力を借りたほうがいいのだろうか」
経営を続けていると、ふとそんなふうに感じる瞬間が、ありませんか。
売上は立っている。でも、このやり方のままで本当にいいのか。顧問の税理士さんに聞くことなのか、コンサルを入れることなのか。いざ外部の専門家を、と思っても、「で、結局、誰に頼めばいいの?」というところで止まってしまう。そういう声を、よく耳にします。
正直に言うと、私自身、独立する前は、この三者の違いを人にうまく説明できるほど分かってはいませんでした。同じ“会社のお金まわりを見てくれる人”に見えて、実は見ている景色が、それぞれ違うのです。
まず、ざっくり整理してみる
今日は資格の話ではなく、外部の力を借りようか迷っている経営者の目線で、この三者を整理してみたいと思います。
税理士は、税務の専門家です。申告や節税、税務署とのやりとりを担ってくれる、いわば会社の「税金のかかりつけ医」のような存在ですね。
公認会計士は、もともとは「会計監査」、大きな会社の決算書が正しいかを第三者の立場で確かめる仕事が出発点です。加えて、数字を経営判断にどう活かすか、という視点を持つ者も少なくありません。
経営コンサルタントは、売上や組織、戦略といった、経営の課題そのものに手を入れる役割。ただ、これは資格のいる仕事ではないので、得意分野も人によってかなり幅があります。
肩書きではなく、「いま必要な見方」で選ぶ
ここで経営者の方にお伝えしたいのは、肩書きで選ばないでほしい、ということです。
大事なのは、自社がいま必要としているのが、どんな“見方”なのか。そこなんですね。
医療にたとえると、分かりやすいかもしれません。
毎年の健康診断で数値を測り、異常がないかを見てくれる先生。その数値の奥にある体質まで踏み込んで、これからの暮らしを一緒に組み立ててくれる先生。どちらも欠かせませんが、役割が、違いますよね。会社のお金も同じです。
私が立っている、少し欲張りな場所
私がBanSolでやっているのは、公認会計士でありながら、経営コンサルの領域にも踏み込む、という少し欲張りな立ち位置です。決算書や月次の数字を、過去の記録としてではなく、これからどう動くかを決める材料として読み解く。そこから経営課題を見つけ、社長と一緒に手を打っていく。会計とマーケティング、守りと攻めの両輪で支える。それが私の考える経営支援です。
もちろん、これは税理士の先生やほかのコンサルの仕事を否定するものではありません。むしろ逆で、餅は餅屋。それぞれの強みを組み合わせたほうが、会社にとっては心強いはずだと考えています。
そして私が何より大切にしているのは、答えを渡すことではなく、社長ご自身が「答えの出し方」を身につけていくこと。外部の力は、頼り続けるためではなく、自力を高めるために使うものだと思っています。
外部の力を活かす、最初の一歩
ですから、外部の力を借りるか迷ったら、まずは「自社のどの課題を、誰と解きたいのか」を整理してみてはいかがでしょうか。そこがはっきりすれば、誰に何を頼むかの線引きも、自然と見えてきます。
もし一人で整理するのが難しいと感じたら、BanSolでは「現状把握(業績振り返り)」という形で、自社の数字と課題を一緒に棚卸しするお手伝いをしています。いきなり大きな契約を、ということではなく、何が必要かを見極める最初の一歩、というイメージです。
もちろん、誰と組むかはそれぞれ。大切なのは、肩書きで選ぶのではなく、自社にいま必要な力は何かを、経営者ご自身が分かっていることなのだと思います。
この度はブログを読んで頂きありがとうございました。
経営に“財務の目線”を
中小企業のチェンジメーカー 谷口純一
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BanSol 谷口純一公認会計士事務所
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