谷口純一公認会計士事務所

経営者に必要な“壁打ち“という作法

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経営者に必要な“壁打ち“という作法

経営者に必要な“壁打ち“という作法

2026/05/23

経営の重要な判断を、一人で抱え込んではいないでしょうか。

人を雇うべきか、新しい設備に投資すべきか、長く続けてきた事業をどう変えていくか。経営者の机の上には、こうした「自分しか決められない問い」が、日々積み上がっていきます。

私自身、お客様と話していて、よく感じることがあります。経営者の方の多くは、頭の中ですでに答えを持っておられる。けれど、それを誰にも話さないまま、自分の中だけで何往復もさせてしまっている。考えがぐるぐると回り続けているうちに、最初の問いそのものを見失ってしまう。気がつくと、判断ではなく「先送り」になっている。あるクライアントとの対話の中でも、そんな場面に立ち会うことが少なくありません。

そういうときに、私が大切にしている言葉があります。

「壁打ち」です。

壁打ちはテニスの練習でいう、ボールを壁に打ち返してもらうあの作法です。相手は答えを返してくれるわけではない。ただ、こちらが打ったボールを、こちらに戻してくれるだけ。けれど不思議なもので、その単純な往復を続けるうちに、自分のフォームの癖や、肩の力みが少しずつ見えてきます。

経営判断における壁打ちも、これに似ています。

相手は、答えを与えてくれるわけではありません。むしろ、答えを与えてしまっては壁打ちになりません。話しているうちに、ご自身の中にあった答えが、少しずつ形を取り始める。そういう時間です。

私はこれを「答えの出し方を一緒に練習する場」と呼んでいます。経営者が自走できる力、つまり自力は、誰かに答えをもらうことでは育ちません。自分で考え、選び、振り返るというサイクルを、何度も回すことの中で、ゆっくりと育っていくものだと思っています。

正直に言うと、私自身、最初は壁打ちという言葉に少し違和感を持っていました。なんだか軽い響きがする。経営の重い判断を扱うのに、ふさわしくないのではないかと。

 

重い判断ほど、軽やかに声に出せる場が要る。

何人もの経営者と向き合ってきて、思いを改めました。重い判断ほど、軽やかに声に出せる場が要る。一人で抱え込んだままでは、いい判断にはなかなか行き着けないのです。

もし、最近どうも同じ問いを頭の中で繰り返しているなと感じておられるなら、BanSolでも「経営の壁打ち」という形でお時間を頂戴しております。答えを差し上げる場ではなく、ご自身の中の答えを引き出すお手伝いをする場として、ご活用いただけます。もちろん、誰と組むかはそれぞれです。気の合う相手と、五分でも声に出して話す場を持つこと自体が、経営の質を静かに変えていきます。

ただし、良い壁打ちは信頼関係の構築が不可欠です。

互いのことをよく知り合っている、これまでどんな経験をされて、何が大切で、何が得意で、何が苦手で、何が好きで、何が嫌いで。。。

このような関係は一朝一夕では成りたちません。何度もセッションするうちに醸成されていくものだと自分自信日々感じています。

 

経営は、孤独な仕事です。だからこそ、声に出すという作法を、どうか手放さないでいただきたいと思っています。

私もこの伴走というサービスをクライアント様とより価値のあるものに育て還元していくため、自分の想いや得意を日々発信することで

BanSolをよく知って頂いた上でお声をかけて頂けるよう意識しています。

 

この度はブログを読んで頂きありがとうございました。

 

経営に”財務の目線”を

 

中小企業のチェンジメーカー 谷口純一

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