売上トレンドという問題を解決する方法 — 季節性を超えて売れる仕掛けづくり
2025/07/03
「夏は売れるけど冬になるとパタリと止まる…」
「冬向け商品なのに、春先になるとまったく動かない…」
こうした“季節性商品”にありがちな売上トレンドの偏り、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。特定シーズンには好調でも、通年では売上が安定しない。そんなトレンド問題を解決するためには、購買プロセスにおける「想起のされ方」と「カテゴリー認識」を見直す視点が欠かせません。
「会計専門家として経営者に伴走し、日本をもっと元気にしたい。」
このブログでは、上場会社から中小零細企業まで数多くの企業経営をサポートしてきた“中小企業のチェンジメーカー”を目指す公認会計士・税理士である谷口純一が、自身の経験と知識を繁盛を目指す皆様のお役に立てる情報として発信していきます。
売上トレンドという問題を解決する方法 — 季節性を超えて売れる仕掛けづくり
「夏は売れるけど冬になるとパタリと止まる…」
「冬向け商品なのに、春先になるとまったく動かない…」
こうした“季節性商品”にありがちな売上トレンドの偏り、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。特定シーズンには好調でも、通年では売上が安定しない。そんなトレンド問題を解決するためには、購買プロセスにおける「想起のされ方」と「カテゴリー認識」を見直す視点が欠かせません。
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解決のカギは「どのカテゴリーで思い出されるか」
消費者は商品を探すとき、まず「カテゴリー」で頭の中を整理しています。たとえば、
- 夏:清涼飲料・UV対策・アウトドアグッズ
- 冬:防寒・保湿・温活グッズ
このように、季節やシーンに合わせて商品が“想起される文脈”が大きく変わるのです。
逆に言えば、「どんな文脈で思い出してもらえる商品か?」が、売上トレンドの壁を越えるヒントになるのです。
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季節をまたいで売れる工夫=カテゴリーの拡張
「カテゴリーの追加」や「カテゴリーの変化」を意識してみると、季節性の強い商品も活用シーンが広がります。たとえば:
- 冬向けの保温マグが「アウトドア用品」「オフィスグッズ」としても再認識される
- 夏限定の冷感タオルが「スポーツケア」や「介護アイテム」として通年使用される
これがまさに、カテゴリーエントリーポイント(CEP)の拡張です。
つまり、「消費者がどういう場面でその商品を思い出すか」の入り口を増やすことで、季節だけに縛られない需要を創出することができるのです。
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まとめ:売上トレンドは“思い出し方”で変わる
季節性商品の売上トレンド問題は、「商品の良し悪し」ではなく、「その商品の想起され方」や「カテゴリーの認識」に原因があることが多いです。
✅ どんな文脈で想起されるか?
✅ どんなカテゴリーで認識されるか?
✅ 他のカテゴリーに橋渡しできるか?
これらを丁寧に検討し、カテゴリーを広げていくことで購買プロセスを刺激し、売上トレンドを安定させることが可能になります。
季節にとらわれず、お客様の「頭の中の地図」にどう自社商品を配置するか。そこに戦略の面白さがあります!
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もっと具体的な商品事例や売上改善プロセスを見てみたい方は、気軽にご相談ください。一緒に“売れる仕掛け”を考えていきましょう!
この度はブログを読んで頂きありがとうございました。
経営に“財務の目線”を
中小企業のチェンジメーカー 谷口純一
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