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「販売戦略って何から始めるの?」マーケティングよりも大事なこと

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「販売戦略って何から始めるの?」マーケティングよりも大事なこと

「販売戦略って何から始めるの?」マーケティングよりも大事なこと

2025/06/16

商品を売るために「マーケティング戦略を考えよう!」と思うのは当然のこと。しかし、その前にもっと重要なことがあります。

 

どんなに優れたマーケティング手法を取り入れても、「事業に対する想い」が明確でなければ、販売戦略の目的を絞り込めず、具体的な行動に落とし込むことが難しくなります。

また、当然ですが認知度が高まったとしても、商品そのものの磨き上げや顧客満足度の向上を怠っていれば、情報化社会の中で瞬く間に悪評がたち市場の中で埋もれてしまいます。

 

販売戦略のスタート地点は、売上を上げるためのテクニックではなく、「なぜこの事業をやるのか?」という強い想いを持つことです。

今回は事業への想いを強くすることで、販売戦略の方向性を定め、実行可能性の高い販売戦略に取り組むためのお話です。

 

「会計専門家として経営者に伴走し、日本をもっと元気にしたい。」

このブログでは、上場会社から中小零細企業まで数多くの企業経営をサポートしてきた“中小企業のチェンジメーカー”を目指す公認会計士・税理士である谷口純一が、自身の経験と知識を繁盛を目指す皆様のお役に立てる情報として発信していきます。

 

「販売戦略って何から始めるの?」マーケティングよりも大事なこと

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1. 最も大事なのは「事業に対する想い」

 

多くの経営者は「売上を伸ばすにはどうすればいいか?」という視点で販売戦略を考えます。しかし、最も重要なのは 「なぜこの商品を売るのか?」という事業の根本的な想いです。  

 

この事業を通じて、どんな価値を提供したいのか?

なぜこの商品が必要なのか?

お客様にどのように喜んでもらいたいのか? 

 

販売戦略を立てる前に、まず「事業の軸」をしっかり持つことが不可欠です。想いが定まっていれば、販売戦略の目的を明確に絞り込めるようになり、余計な方向転換を避けられます。  

 

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2. 想いを強くするためには「自分自身と自社製品に本気で向き合う」

 

「販売戦略を成功させるには、まず自分自身と向き合うこと」が大切です。なぜなら、自分が本気で信じていない商品は、誰にも響かないからです。  

 

自社製品の強み・こだわりは何か?

競合との差別化ポイントは明確か?

自分自身がこの商品を心から誇れるか?

 

自社製品や事業の価値を深く理解し、自信を持ってお客様に伝えられるようになれば、販売戦略の目的を具体的に設定できるようになります。その結果、戦略がブレることなく、確実なアクションへと落とし込めます。  

 

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3. コンセプトの考え方を学ぶ

 

想いを事業戦略に落とし込むために、コンセプトを明確にすることが必要です。コンセプトとは、商品やサービスの「核となる価値」であり、マーケティングやブランディングの土台となるものです。  

 

ターゲット顧客は誰か?

どんな悩みを解決するのか?

商品・サービスの世界観をどう伝えるか?

 

コンセプトが明確になることで、**販売戦略の目的を絞り込み、具体的な行動へとつなげることができます。** 例えば「幅広い顧客層を狙う」よりも「20代女性向けのカジュアルブランドを確立する」とコンセプトを定めることで、広告戦略・販売チャネルの選定・価格設定などの施策が具体化されます。  

 

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4. 目的を明確にすると、販売戦略の実行可能性が高まる

 

販売戦略は、単に「売る方法」を考えるだけではなく、実際に行動に落とし込み、実行可能性を高めることが重要です。  

 

ターゲットを絞り込み、適切な顧客にアプローチできる 

具体的な施策(販促・広告・営業戦略)を立てられる

実際の行動計画に落とし込むことで、実行可能性が高まる

 

例えば、「SNSを活用して販売する」という漠然とした計画ではなく、「Instagramで週2回投稿し、特定のハッシュタグでターゲット層に訴求する」というように、目的を具体化することでアクションプランを確実に実行できるようになります。  

 

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まとめ

 

販売戦略を考える際、「マーケティング手法」ばかりに目を向けてしまいがちですが、最も大事なのは 「事業に対する想い」です。  

 

事業の想いを明確にすることで、販売戦略の目的を絞り込める 

自社製品に本気で向き合うことで、販売戦略を具体的な行動へ落とし込める

コンセプトを整理することで、販売戦略の実行可能性が高まる

 

販売戦略を「どう売るか」ではなく、「なぜ売るのか?」という視点からスタートすることで、単なるマーケティング施策ではなく、長期的な成功へとつながる戦略を構築できます。ぜひ、事業の本質から販売戦略を考え、「売れる仕組み」を確立していきましょう!  

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